インターネット講座 [角川インターネット講座]

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西垣 通監修:06 ユーザーがつくる知のかたち 集合知の深化 東京経済大学教授、東京大学名誉教授

利用者の知恵をインターネットがつなぐ「集合知」は、本当に役立つのか。科学、哲学、政治、文化などさまざまな視点からその可能性を問う。

【角川インターネット講座】
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【角川インターネット講座】 第6巻 (2015年3月23日発売)

ユーザーがつくる知のかたち
集合知の深化

ネットワーク化する「群衆の知恵」が
人間を超える“叡智”を生みだす。


東京経済大学教授、東京大学名誉教授
西垣 通 監修
武田 英明  江渡 浩一郎 浅野 誠  河本 英夫  西川アサキ
ドミニク・チェン  平野 啓一郎 大澤 真幸  鷲田清一 

人々の知恵がネットワーク化され、「集合知」として可視化されつつある現代。新たな知の試みは、硬直化した専門知の閉塞を打ち破ることができるのか。科学、哲学、政治、文化など、多様な視点からその可能性を問う。
ISBN 978-4-04-653886-4
出版社: KADOKAWA/角川学芸出版
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ユーザーがつくる知のかたち 集合知の深化 目次

第1部  ネット集合知に何ができるのか
 序章  知能増幅としてのネット集合知  …西垣 通 著
 第1章 集合知とは何か  …武田 英明 著
 第2章 ユーザー参加型芸術の歴史と集合知研究  …江渡 浩一郎 著
 第3章 心とネット 結界を破るもの  …浅野 誠 著
 第4章 想像界とネット界  …河本 英夫 著
     
第2部  変容する人間と社会
 第5章 インターネットに「ユーザー」はいるか?  
 「抽象的・遡及的集合知 (心の理論 注意×リッチクラブ)」
 Brain Internet Protocol?  …西川 アサキ 著
 第6章 情報の哲学としてのサイバネティクス
     アルゴリズムと現実像  …ドミニク・チェン 著
 第7章 SNSは人を変えるか?  …平野啓一郎 著
 第8章 ネット社会における正義  …西垣 通・大澤真幸・
   …鷲田 清一 著

西垣 通 プロフィール

東京経済大学コミュニケーション学部教授。東京大学名誉教授。1948年、東京生まれ。東京大学工学部計数工学科卒業。工学博士(東京大学)。株式会社日立製作所と米国スタンフォード大学でコンピュータを研究した後、明治大学教授、東京大学社会科学研究所教授、東京大学大学院情報学環教授を経て、2013年より現職。専攻は情報学・メディア論であり、とくに文理にまたがる基礎情報学の構築に取り組んでいる。近著として『ネット社会の「正義」とは何か』(角川選書)、『集合知とは何か』(中公新書)など。『デジタル・ナルシス』(岩波書店)でサントリー学芸賞(芸術・文学部門)を受賞。


武田 英明 プロフィール

1963年東京生まれ。東京大学大学院博士課程修了後、ノルウェー工科大学、奈良先端科学技術大学院大学を経て、2003年より国立情報学研究所教授。工学博士。専門は設計学、人工知能、ウェブ情報学。セマンティックウェブには草創期より関わる。特定非営利活動法人リンクト・オープン・データ・イニシアティブ理事長。監訳書に『Linked Data: Webをグローバルなデータ空間にする仕組み』(近代科学社)がある。


江渡 浩一郎 プロフィール

独立行政法人産業技術総合研究所主任研究員、ニコニコ学会β実行委員長、メディア・アーティスト。1997年、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修了。2010年、東京大学大学院情報理工学系研究科博士課程修了。博士(情報理工学)。1997年、アルス・エレクトロニカ賞グランプリを受賞(sensoriumチームとして)。2011年、ニコニコ学会βを立ち上げる。ニコニコ学会βは、2012年にグッドデザイン賞ベスト100、2013年にアルス・エレクトロニカ賞を受賞するなど高い評価を受ける。著書に『パターン、Wiki、XP』(技術評論社)、『ニコニコ学会βを研究してみた』(河出書房新社)、『進化するアカデミア』(イースト・プレス)など。


浅野 誠 プロフィール

1946年、新潟県生まれ。1967年、千葉大学医学部入学、大学時代は、文学部・演劇部・美術クラブに所属し、第12回千葉文学賞を受賞。演劇部でも脚本を担当。1973年より千葉大学医学部附属病院での研修医を経て、医療法人同和会千葉病院に勤務。1977年、医療法人博道会館山病院へ異動。「森のような空間」をコンセプトにした精神病棟の設計を行う。
1985年より千葉県精神医療センターの立ち上げメンバーとして、精神科救急を日本全国に先駆けて確立。2005年にはセンター長に就任。24時間対応の精神科救急の仕組みづくりに尽力してきたことが認められ、2012年「医療功労賞」を受賞。2014年より、千葉市に桜並木心療医院を開院。著書に『「精神(こころ)が病む」ということ―不安な時代を生きるための10章』(大和書房)、『ビジネスマンの精神病棟』(ちくま文庫)などがある。


河本 英夫 プロフィール

1953年、鳥取県生まれ。東京大学大学院理学系研究科博士課程修了(科学史・科学基礎論)。現在、東洋大学文学部哲学科教授。専門は哲学・システム論・科学論。次世代型システム論「オートポイエーシス」を展開し、現象学、精神病理学、リハビリ、アートなど多彩な現場とコラボレーションを行う。著書に『オートポイエーシス─第三世代システム』『メタモルフォーゼ』(共に青土社)、『システム現象学』『損傷したシステムはいかに創発・再生するか』(共に新曜社)、『〈わたし〉の哲学オートポイエーシス入門』(角川選書)など、訳書に荒川修作+M・ギンズ『建築する身体』(春秋社)などがある。


西川 アサキ プロフィール

1975年生まれ。東京大学情報学環助教、早稲田大学非常勤講師。
著書に『魂と体、脳』(講談社)、『魂のレイヤー』(青土社)、編書に『基礎情報学のヴァイアビリティ』(東京大学出版会)、共著に『吉本隆明論集』(アーツアンドクラフツ)、『デジタルの際』(聖学院大学出版会)などがある。


ドミニク・チェン プロフィール

1981年生まれ。東京大学大学院博士課程修了、博士(学際情報学)。NPOコモンスフィア理事、株式会社ディヴィデュアル共同創業者。独立行政法人情報処理推進機構未踏IT人材発掘・育成事業・スーパークリエータ認定。クリエイティブ・コモンズの普及を継続しながら「人間の自然に近いソフトウェア」をテーマに各種ウェブサービスやスマートフォン用アプリPicseeの開発を行っている。著書に『電脳のレリギオ:ビッグデータ社会で心をつくる』(NTT出版)、『インターネットを生命化する:プロクロニズムの思想と実践』(青土社)、『フリーカルチャーをつくるためのガイドブック:クリエイティブ・コモンズによる創造の循環』(フィルムアート社)、監訳書に『みんなのビッグデータ:リアリティ・マイニングから見える世界』(NTT出版)がある。NHK NEWS WEB の第4期ネットナビゲーターを務める。


平野 啓一郎 プロフィール

1975年愛知県生まれ。北九州市で育つ。京都大学法学部卒。大学在学中に文芸誌「新潮」に投稿した『日蝕』により第120回芥川賞を受賞。以後、数々の作品を発表し、各国で翻訳紹介されている。著書は『一月物語』『葬送』『滴り落ちる時計たちの波紋』『決壊』(芸術選奨文部科学大臣新人賞)、『ドーン』(ドゥマゴ文学賞)、『空白を満たしなさい』『モノローグ(エッセイ集)』『ディアローグ(対談集)』、新書『本の読み方―スロー・リーディングの実践』『私とは何か「個人」から「分人」へ』など。最新作は『透明な迷宮』『「生命力」の行方─変わりゆく世界と分人主義』。


大澤 真幸 プロフィール

1958年生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程修了。社会学博士。千葉大学助教授、京都大学教授を歴任。思想月刊誌「THINKING『O』」を主宰。著書に『ナショナリズムの由来』(講談社、毎日出版文化賞)、『不可能性の時代』(岩波新書)、『量子の社会哲学』(講談社)、『ふしぎなキリスト教』(共著、講談社現代新書)など多数。


鷲田 清一 プロフィール

1949年、京都生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程修了。関西大学文学部教授、大阪大学大学院文学研究科教授、同研究科長・文学部長、大阪大学理事・副学長、同・総長を歴任。現在、大谷大学教授、せんだいメディアテーク館長。専攻は臨床哲学。著書に『「聴く」ことの力』(阪急コミュニケーションズ、桑原武夫学芸賞)、『モードの迷宮』(ちくま学芸文庫、サントリー学芸賞)、『「ぐずぐず」の理由』(角川選書)など多数。